NHKの人気テレビ番組あさイチ 2025年4月2日放送の紫外線対策特集!日焼け止めの塗り方、美容・コスメの嘘ほんと、奇跡の68歳、天野佳代子さんの美容法など徹底解説!がとても良かったまとめました。
2025年4月2日のNHKあさイチ 春こそ本気で紫外線対策とスキンケア特集
2025年4月2日のNHKあさイチです。春こそ本気で紫外線対策とスキンケア特集です。日焼け止めの正しい塗り方、スキンケアの嘘ほんと、シートマスクは毎日やるべきかどうか、などを紹介します。
スキンケアに関する日頃の疑問にも答えます。シートマスク毎日した方がいいんでしょうか、しない方がいいんでしょうか。化粧水は手で塗るべきか、3人の皮膚科医が回答します。美肌の持ち主、奇跡の68歳を大人美肌の普段のお手入れだけで、ハリやツヤを保つコツを教えてもらいました。スキンケアに手遅れはないということです。
日焼け止めの量や塗り方が間違いだらけ
これから急に日差しが強くなるのが春先です。皆さん、日焼け止め塗っていますが、その日焼け止めの量や塗り方が皆さん間違いだらけです。正しい方法を教えるとみんなびっくりしています。知らないと絶対損する日焼け止めの正しい使い方を紹介します。
紫外線は9月より4月の方が多い
紫外線の量の1年の変化ですが、uvbに関しては、東京大学竹下秀准教授によると9月が16ぐらいですが、4月はそれよりも多くなっています。5月6月は20以上、4月8月は25以上です。まだ暑い9月よりも4月の方が紫外線が多いんですね。新年度からしっかりと準備をする必要があります。
知らないと絶対損する日焼け止めの正しい使い方
紫外線対策、待ち受け人に聞いてみて、ほとんどの人が日焼け止めを塗る量を明らかに少なかったんです。顔にどのくらいの量を塗っているかと言うと、だいたい10円玉ぐらいでしょうか。重さを測ると0.6gぐらいです。これでは足りません。
中には顔全体で1円玉ぐらいしかつけていない人もいます。0.1gでした。その理由は、この日焼け止めが浮いちゃうのかなと思って、ちょっとずつ使ってしまいました。化粧のノリが悪くなると思って使う量を控えていました。こういう方いそうですよね。
正しい日焼け止めの量は顔全体で0.8g 500円玉1つぐらいが目安
そこで、東京の銀座の皮膚科のもとを訪ねました。皮膚科医の吉木伸子さん、5万人以上の肌の悩みを解決してきたプロフェッショナルです。正しい日焼け止めの量は、標準的な日本人の顔なら0.8g程度です。クリームタイプの日焼け止めなら500円玉1つぐらいが目安になるということです。
上記の0.1gの人だと、正しい量の8分の1の量でした。これは日焼けは全く防げません。
塗り方も間違いだらけ
また塗り方にも大問題がありました。結構伸びがいいものが多いので少なく使ってしまったり、ベタベタする感じがするという人も多いと思います。塗り方も重要です。日焼け止め、わずかな量を伸ばして伸ばして伸ばして、3点塗りで塗っていますが、特殊な機械で見ると黒く写った部分です。わずかに頬の一部だけは塗れています。他の部分は白く写ってほとんど日焼け止めが塗れていないことがわかってしまいました。
正しい日焼け止めの塗り方
そこで正しい日焼け止めの塗り方を教えてもらいました。
順番
- 500円玉大の量を塗ります。
- ポイントはできるだけこすらないことと塗り忘れをしないこと、この2点だけです。
- 正しい量の日焼け止めを左右の頬と鼻と額と顎の5箇所に分けて置きます。
- ここから指の腹でポンポンと押さえ込む感じです。
- 最後は手のひら全体でグッと押し込んでなじませます。
ポイント1:できるだけこすらないこと
少ない量をつけようとこすっていくと、摩擦でシミができてしまいます。肌をこすって刺激してしまうと表面の角質に傷がつきます。その結果、肌を守ろうという働きが起きて、シミの元になるシミの元になるメラニンができてしまいます。メラニンがたまると肌の表面にシミができてきてしまいます。日にあたりやすい頬骨あたりは特にシミができやすい場所でもありますので、こすらないようにポンポンポンと塗っていくのがポイントです。
ポイント2:塗り忘れをしないこと
日焼け止めが顔全体になじんだらもう1つのポイント、塗り忘れをしないことです。忘れがちなのがまずは耳の前まで手が行くようにすることです。顔の横の部分ですね。
特に忘れがちなのが顔のへこんだ部分です。
- 鼻筋の目と目のちょうど間の部分、一番くぼんだ部分
- 瞼の上のくぼみ
- 小鼻
- 下唇の真ん中の下、顎のへっこんだ部分
などです。そして生え際も重要です。塗り残してるのでシミができる人がいます。
上に乗せるような感じ
この状態でまた機械で見ると、確かに全体が黒く写ってまんべんなく塗れていることが分かりました。結構たっぷり塗るんですね。上に乗せるような感じです。
9割ぐらいの人が日焼け止めの塗り方を間違っている
吉木さんの印象ではだいたい9割ぐらいの人が日焼け止めの塗り方を間違っています。
SPFの数字を過信しすぎ
SPFの数字を過信しています。
SPFの意味は強さではなく、日焼けするまでの時間の長さ
SPF30、SPを38、SPF50+などがありますが、この意味は日焼けするまでの時間が違います。日焼けするまでの時間を何倍遅らせることができるのかという数値です。例えばSPF30であれば何も肌につけていない状態と比べて日焼けするまでの時間を30倍遅らせることができる、38あれば38倍、50+やるあれば50万以上伸ばすことができるという意味です。
強いという意味ではないんですね。
日焼け止めの効果、SPFの数値は平均して2時間待つか持たないかぐらい
しかし、さらに注意点があります。日焼け止めのこのSPFの数値ですが、塗る量がある程度守られた状態での数値であることが大前提です。また塗ってから時間が経つと効果がだんだん下がってきてしまいます。ボトルから出して塗ると汗や皮脂と混じって紫外線と当たって化学変化をするなどすると時間とともに劣化してきてしまいます。平均して2時間待つか持たないかぐらいだと言われています。思ったより短いですよね。朝から晩まで同じ効果は持続しているわけではありません。
塗り直しがどうしても必要
厳密にこの効果を維持しようと思ったら、塗り直しがどうしても必要だということです。これはショッキングな情報です。どうすればいいんでしょうか。
女性にはパウダーファンデーションがおすすめ
女性の方はすごく難しいので、この場合にはパウダーファンデーションを活用するといいです。固形のパウダーファンデーションを使っている人もいると思いますが、あれは持続的にUV効果を発揮します。
メイクが崩れてきた時はちょっと脂を抑えて、その上からパウダーを重ねるのがおすすめです。これで日焼け止め塗り直したのと同じ効果が出ます。SPFの表記などはありませんがパウダーファンデーションの成分の酸化チタンなどは紫外線を鏡のように跳ね返す効果がありますので、持続的に効果が期待できます。
男性ので化粧しないのであれば、毎回500円玉を広げてトントントントンと押し込むように塗っていきます。
日焼け止めを塗りこむのはNG
化粧水などもパンパンするといいと言われますが、日焼け止めについては結構塗り込んでしまっていた人が多いのではないでしょうか。だいたい伸ばしたりとかしてしまってました。頬など皮膚の薄い場所を指先でこすって塗ってしまうと、もう傷をつけてしまいます。また、日焼け止めを塗っているつもりでも、逆に拭い取ってしまっている人もいるようです。こするような動作は良くないんですね。
また最近のものは色がついてないので、塗り漏れがないのかどうかはよく分かりません。
家の中でも日焼けする
また、家の中でも日当たりのいい場所などであれば、カーテンを開けて照明をつけないでいる場合には、太陽光線がある場合はガラスを透き通してきます。特に老化の原因のUVAは、ガラスを透き通してきますので、紫外線対策は必要です。朝起きたら軽くパウダーメイクをするような習慣をするのがおすすめです。比較的すぐに日焼け止め塗った方がいいです。
日焼けした後にできる対策は少ないので予防が重要
日焼けしちゃった場合は、リカバリーというのはあまりできません。日に干しといた紐のはもう変わってしまって戻ることがありません。老化現象はそういうものです。紫外線は肌を老化させまして、1方向になります。完全にリカバリーするのは難しいです。睡眠だけでも防ぎたい方はビタミンCを取ったり、化粧水を塗ったりするのがしかありません。気休め程度ですが、日にあげてしまってからなんとかしようというのは考えるのはやめた方がいいそうです。とにかく焼かないことが重要です。
UVカットのメガネは効果的
目から虫除けするといいので、UVカットのメガネをしているという人も増えてますよね。これもとても重要ですね。ええ、から入った紫外線は全身反応しますし、目自体の日焼けも最近は注目されています。全体を覆うアイガードするのがおすすめです。
ウォータープルーフの日焼け止めは揮発しやすい
目がしょぼしょぼしてしまうという方、日焼け止めは目に入らないようにしてください。また、ウォータープルーフの日焼け止めに多いのですが結構揮発します。アルコールなどが入っています。敏感肌用ですとそういったものが入っていないので目の近くに塗ってもしょぼしょぼしにくいです。
化粧下地+ファンデーションと重ねる必要はある?
日焼け止め成分が含まれてる化粧下地はファンデーションでも化粧下地+ファンデーションと重ねる必要はあるんでしょうか。最近はSPF表示が、多くの化粧下地にもファンデにもあります。何層にも重ねている人もいます。
重ねると効果は強固になります。ただ何種類も重ねることでお肌に負担になることもあります。お肌に負担がかかると逆に肌のバリアが壊れてシミができてしまうということもあります。バリアを壊すと紫外線が入ってしまうのでその兼ね合いが大事です。
塗っているもので肌が負けてなければ重ねても大丈夫です。この辺りは人によるようです。
雨や曇りの日でも日焼け止めはした方がいい?
雨や曇りの日でも日焼け止めはした方がいいんでしょうか。雲りの日は紫外線は意外と強いです。日焼け止め必要です。
雨の日は日焼け止め不要です。紫外線は水に吸われますからね。
スキンケアの疑問を解決
そして、スキンケアの疑問を解決します。3人の皮膚科に聞いてみました。友利新さん、医学的エビデンスに徹底的にこだわる上田有希子さん、3人の皮膚科医に聞きました。
シートマスク毎日やった方が効果がある?
シートマスクが最近は人気になっていて、やってる人が多いです。シートマスク毎日やった方が効果がありそうですが、どうなんでしょうか。
毎日しなくてもいい
1人が三角、2人はバツです。毎日しなくてもいいという上田さんは、前の皮膚科にアンケートを取ったところ、毎日シートマスクをするという皮膚科医はいませんでした。肌荒れ、吹き出物など皮膚トラブルがある時、シートマスクの素材や成分が刺激になって悪化してしまう可能性がありますので注意してください。
シートマスクは種類によっては毎日でもいい
友利さんは、シートマスクは種類によっては毎日でもいいということです。化粧水タイプ、パサパサしたものなら毎日でも問題はありません。濃厚なリッチなお高めのものは美容液タイプですが、そちらは週に1回会の方が良いということです。
柔らかくなりすぎた状態だと逆にお肌のバリアが損なわれてしまう
吉木さんはバツ、毎日使わない方がいいということです。角質の水分、潤いを与えるために使ってると思いますが、角質層の適正な水分は20%程度と言われています。シートマスクしてると20%を超えてきてしまいます。30,50とか上がってきてしまいます。
角質層の水分にも適正値というのがあって、それを超えてくると潤っているというよりも「ふやけた状態」になってしまいます。お風呂に入りすぎてふやけたことがあると思いますが、肌が諸々になった経験はないでしょうか。柔らかくなりすぎた状態。この状態だと逆にお肌のバリアが損なわれてしまいます。やりすぎると肌荒れが悪化するという話がありましたが、そういうこともあります。
夏場、マスクして蒸れた経験があると思いますが、これも同じです。ふやかせるのは肌にマイナスです。毎日やった方が絶対にいいとは絶対に言い切れません。何かの時にレスキューとして利用するのはいいですが、毎日やるのはお勧めしないということです。
化粧水を塗るとき、手でつけるのと、コットンでつけるのと、どっちがいい?
また、化粧水を塗るとき、普段手でつけている人が多いと思いますが、コットンの方がいいという説もありますよね。どっちがいいんでしょうか。
吉木さんが丸、2人は三角です。
どちらにもいい点、注意すべき点がある
友利さんによると、どちらにもいい点、注意すべき点があります。手だとムラになって保湿を忘れてしまうところが出てきます。一方、コットンは間違えてゴシゴシすると肌への摩擦になってしまいます。保湿効果そのものは摩擦なくまんべんなく塗れれば、手でもコットンでも大丈夫です。
現時点ではどちらでも構わない
三角の上田さんは、世界中の医学論文を集めたサイドPubMedで手とトコットンの保湿効果の違いを見比べた論文は見つかりませんでした。現時点ではどちらでも構わない。しかし、コットンの場合には摩擦を加えないように化粧水を十分な量を使うことがおすすめです。
手でつけた方がいい コットンによる肌ダメージに注意
吉木さんは手でつけた方がいいということです。ふわふわですが、化粧水で下してピシャッとなって硬くなります。繊維もあるのでパタパタやるだけで肌がダメージを若干受けます。慢性的な刺激で方の高いところがくすんでしまうという方もあります。手の方が柔らかいし、肌と同じ素材なのでダメージは少ないはずです。
洗顔後の化粧水は早くつけた方がいい?
洗顔後の化粧水は早くつけた方がいいんでしょうか。できるだけ早くつけた方がいいと言われていますが、そんなに急ぐ必要ないんでしょうか。もう今、洗顔後、できなきゃ早くつけた方がいいという説が多いですが、答えは3人の皮膚科で分かれました。
できるだけ早くつけた方がいい
できるだけ早くつけた方がいいというのは上田さんです。洗顔すると時間経過とともに水分が蒸発していくことが知られています。なるべく早くスキンケアを開始するのがおすすめです。
保湿効果がある程度あるという洗顔料が非常に増えているので、急がなくても大丈夫
三角にしたのは友利さんです。これは洗顔料によるという答えです。実は最近の洗顔料ですが、保湿効果がある程度あるという洗顔料が非常に増えていますよね。しっとり肌を潤すと言った保湿洗顔フォームなどもあります。そういった洗顔料なら1秒でも早くと急がなくても大丈夫です。
何秒後につけるかよりも、何をつけるか、成分を重要視した方がいい
吉木さんはバツです。そんなに急がなくても大丈夫ということです。その理由は、洗顔後に時間の経過とともに乾くというのは洗顔した時の水分が蒸発していくということです。お肌の潤いは水道水ではなく体の中から常に出てきている水分です。これを角質層の中に留めるのが保湿です。保湿成分、セラミドなど水分をキャッチするものが保湿成分です。顔を洗う時の水道水は必要ありません。顔洗った直後に保湿しても何時間かかった後で保湿をしても、翌朝の肌の水分量を計測したところ変わらないというデータもあります。そうだったんですね。
何秒後につけるかよりも何をつけるか成分を重要視した方がいいです。そこに水分をキャッチするものがあれば自分の体から出てきた自前の潤いをキャッチして潤ってくれるはずです。
専門家の先生でも意見が分かれます。重要なのは成分です。
お風呂から出たらすぐにパリッとなってしまう人はお肌の土台に問題あり
人によってお風呂から出たらすぐにパリッとなってしまう人がいますよね。当サイト管理人もそうです。これはもともとクレンジングなどが肌に合っていなくて土台が良くないようです。メイク落としなどを見直した方がいいのかもしれません。日頃のスキンケア、潤いが足りないようです。お子さんは洗いっぱなしでもバリッとなりませんよね。これは自前の潤い成分が多いからです。
デパコスとドラコス、値段の違いほどのクオリティの違いはある?
またデパートで売っているデパコスとドラッグストアで売っているドラコス、値段の違いほどのクオリティの違いはあるんでしょうか。禁断の質問ですね。両方作っている大手化粧品会社4社に聞くと2社お兄ちゃんは回答は差し替えます。
1社はブランドごとの世界観に合わせて成分や配合量、完食、香りなどを書いています。高価格帯の商品では希少性の高い成分を配合することもあります。容器はパッケージのパーツの数を増やしたり飾りを多くしたりしているのも特徴です。とのこと。
もう1社は例えるならビジネスホテルからラグジュアリーホテルかの違いです。最低限の性能には違いはありません。間食、香りなどが違います。デパコスには最新の知見が反映されていることが多いです。
価格と期待する効果、そしてご自身の納得感などを勘案して選ぶのがおすすめです。
男性でも奥さんと共用で女性用のスキンケア用品を使って良い?
また男性でも奥さんと共用で女性用のスキンケア用品を使ってる方がいます。男性は男性用の方がいいんでしょうか。男性用のものは一般にさらっとしたテクスチャをテクスチャーで油分少なめにできていたりします。日焼け止めも色がつきにくいようにできているものが多いです。男性好みのように開発してるものです。女性のものを使っていても本人が違和感がなければ別に気にすることはありません、問題はありません。女性の方がバリエーションが多いですよね、色々選べる楽しさもあります。
奇跡の68歳 天野佳代子さんの美容法
次は奇跡の68歳、美容業界で大きな話題になっています。天野佳代子さんです。68歳すっぴんです。美容雑誌にもたびたび登場する大人女性の美のカリスマ、大人美容の正解という本も出ています。
この美肌をどうやってキープしてるのかを自宅で密着させてもらいました。
化粧水だけで4本、美容液は6本
リビングには大量の化粧水が入っています。よく使うものは箱に入っています。化粧水だけで4本、美容液は6本もあります。
化粧水は保湿力の高いもの
化粧水は保湿力の高いものを使っているそうです。化粧水はTSUシャネル資生堂ixpです。
美白美容液は一年中
美白美容液は一年中使ってるということです。美容液はアスタリフト、B3などです。
化粧水が肌に浸透するまで3分間待つ
リビングのソファーで化粧水をすすっと伸ばします。この化粧水が一番入りにくいので1回コーヒーを入れます。化粧水が肌に浸透するまで3分間待ちます。その間にコーヒーをいっぱい飲みます。美容液を入れるということです。
コメント