トランス脂肪酸の禁止で肥満を抑制?
トランス脂肪酸という言葉が最近聞かれますね。
健康にいいと言われているオリーブオイルや亜麻仁油に含まれている不飽和脂肪酸がオメガ3脂肪酸。
トランス脂肪酸はマーガリンを簡単に(安く)作るために必要なものですが、肥満につながりやすく、心筋梗塞などを誘発するとされています。
アメリカでは肥満率が世界一高く、約1/3が肥満とか。(・_・;)
1/3ってねぇ。。。しかも肥満度合いが凄いですもんね。はちきれんばかりのお腹やお尻。でも、貧困層ほど安くてハイカロリーの食べ物をたくさん食べる傾向があり、お金持ちはオーガニック食材を食べてスポーツジムに行くという健康格差が顕著になっています。
そんなアメリカでは肥満を減らして、ひいては医療費を減らす目的でトランス脂肪酸の表示義務が数年前に義務付けられましたが、このトランス脂肪酸がついに規制されることになりました。
アメリカの食品局では、「これによって心筋梗塞などで死亡する人が年に数千人減らせる」、と言っています。
一方、イギリスでは数年前に「トランス脂肪酸は規制する意味なし」という勧告が出ていたり、マーガリンの代わりに使うバターやラードに含まれる飽和脂肪酸のほうが肥満につながりやすいのでは、という指摘もあります。
こうなってくると、何をどうすればいいのかって思っちゃいますが、結局は適度な量を偏らずにバランスよく食べるのが一番いいってことなんでしょうね。
Originally posted 2015-06-18 14:50:15.